空き家を狙った窃盗が最近増加傾向のようです。
これは個別の問題だけでなく、地域の治安の問題とも
なってきてしまうので今後更に注意が必要となります。
空き家が狙われるには
空き家の窃盗被害は近年増加傾向が続いているようで
警察では所有者の訪問頻度の低さが、被害発見の
遅れにつながるとし定期的な管理を呼び掛けてます。
空き家が狙われる理由として犯罪学の専門家は
空き家は犯罪者にとって「入りやすい場所」であり、
犯罪の成功可能性の高い場所として選ばれていると
しています。
貴重品が少ない空き家だとしても、犯罪者にとって
リスクと労力が少ないので選ばれやすいようで、
特に狙われやすい空き家の特徴として、犯人が
入りやすく犯行が見えにくい、人の目が避けられる
状態である事です。
例えば、
- 草木が生い茂っている
- 塀で敷地が囲まれていて敷地内が見えにくい
- 建物の窓が周囲から見えにくい
というような状態です。
写真までの状態になると衛生面とかの問題も出そう
ではありますが、誰が見ても空き家だと分かる状態が
危ないと言えます。
被害に遭わないためには
空き家はどうしても草木が荒れたり、ポストが
チラシで一杯になってしまったりと空き家である事を
アピールしているような状態になってしまいます。
そこで所有者ができる対策として、
- 防犯カメラの設置
- 定期的な草刈、庭木剪定
- 郵便ポストを取り外す、又は口にテープを貼る
- ロープなどで簡単に侵入させない
- 隣地への定期的な挨拶、緊急時連絡先を伝える
人が管理しているという雰囲気を出すのが大事かと
思います。
それでも人はいない状態なので被害に遭う可能性は
あります。犯罪者はやはり人の目を気にしますので
現地に行った時には、隣地や近隣の方へ挨拶がてら
最近変わりないか、近所の情報を聞いてみて、
自分の家について何か気になる事があったら連絡を
頂きたい旨を話すのが良いです。
隣地、近所の方へお願いする事により通り掛かる時に
見てくれるようになります。
意識して見てくれるのと、無意識で通り過ぎるのでは
全然違います。
空き家を所有している方は県外に住んでいる方が
多いかと思います。
最近は空き家管理業者もいますので、定期的な訪問を
してくれますので管理面、衛生面、防犯面での
心配が軽減されますので、利用の検討も良いかと
思います。
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