空き家となってしまった家の売却を決めたけど、
荷物の片付けを始めたけど残していいのか、
処分した方がいいのか分からない、をまとめました。
建物には荷物があふれている
空き家となっている建物を売却すると考えた際に、
まずやっておきたい事が、荷物の片付けです。
空き家となる理由の多くは両親が住んでいてけど
施設に入った、亡くなって相続した場合が最近は
多いかと思います。
そして建物内は生活していた時の荷物がそのままで
ほとんど手つかずで残っているかと思います。
特に施設に入る場合は家に戻るかもしれないという
気持ちもあるため下手に片付けができません。
そしていよいよ片付けをしようと腕まくりしても
タンス、食器棚、押入れ、倉庫、天井裏から
出てくる荷物にやる気を削がれてそのまま、
となってしまうこともあるかと思います。
また、建物内だけでなく庭には植木鉢、プランター
駐車場にはタイヤ、駐輪場には使ってない自転車
物置は外物が雑然と突っ込まれています・・・
何からやれば良いかと途方にくれてしまいます
業者利用を前提に片付けの組み立て
では空き家の片付けの順番を考えてみます
- 貴重品をまとめる
- 残しておきたい思い出の品をまとめる
- 家電、家具、食器等使うものをまとめる
※残したいけど捨てないとならない思い出の物は
写真に撮って残しておくのも一つです
自分で行う片付けはこの3つに絞ります。
残りのものは、
- 買取業者に見てもらい回収してもらう
- 処分業者に撤去してもらう
もちろん費用は掛かりますが、自分自身で行う場合の
時間の浪費、移動費、肉体的疲労を考えると
業者に依頼する方が良いです。
現在の住まいから空き家となっている家への往復する
時間、高速代、ガソリン代を掛けているのに、
作業にたいして時間をかけられない、荷物を運ぶにも
自家用車に乗せられる量は限られていて何往復すれば
いいのか・・・
お住まいの地域にもよるかもしれませんが、
業者依頼前提で片付けの組み立てをすることにより
やる事が限定され、作業がはかどるかと思います。
建物に残しても支障が無いもの
売却をするために荷物の片付けをしますので、
建物内は何も無い方が良いのではあるのですが、
どこまで片付けをした方が良いのか分からない、
もしかしたら残しといてもいいのでは?
というものもあるかと思います。
例えば、
- 特注サイズのカーテン
- エアコン(取付から6年内位)
- 照明(シーリングライト)
- テレビのブースター
- ブラインドカーテン
これらは残しておいても問題は無く、
買主さんからも是非残して欲しいと言われる
候補でもあります。
逆に残してあると困ってしまう候補が、
- エアコン(7年以上経過)
- 古いタイプの吊り下げ照明
- 家具、家電類
- 据え置きタイプのガスコンロ
などです。
特にエアコンの撤去は数万円掛かりますので
残しておきたいと考えがちですが、古いタイプは
電気代が掛かったりしますので買主さんからは
結局撤去をお願いされるケースがほとんどです。
ただ、お客さんを建物内の案内をする際に、冬場は
時間帯によっては部屋が暗くなりますので、照明が
ある方が電気を点灯させて案内できますので
照明は古いタイプでもあった方が良い場合も
あります。
まとめ
今回は、空き家となっている家の売却を進める際に
避けては通れない荷物の片付けについて書きました。
長年生活してきた家には想像できない位の荷物が
あります。すべてを確認しながら分別、搬出、処分と
作業していたらどのくらいの時間と労力、費用を
掛けることになるかと考えるだけでも嫌になります。
片付けをする際にはやる事を絞り、買取業者への
声掛け、残りは費用を掛けて片付け、処分の専門業者
に依頼した方が気持ちが楽になります。
私が担当させて頂いた売却相談の方の大半は最終的に処分業者へ依頼しています。
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