戸建ての空き家が増えてしまう理由とは?
少子高齢化により建物は沢山あるのに子供が
少ないので家は余ってしまってます。
少子高齢化社会
いまの高齢者世代は大半が持ち家です、
1950年代頃以降からの高度経済成長期に持ち家志向が
強くなり、ベビーブームで生まれた団塊世代の方々は
家を持つことを当たり前としてきたと思います。
それもあって、その子供も家を持つという志向に
なっており持ち家の方が多いです。
高齢者が多いのに少子化、ということは家を継ぐ人が
少なくなっていますし、子供の生活も多様化しるので
住宅が余っていくのは当然の事です。
子供が親の家を使うと考えた場合でも、
高齢化により相続となる時には子供も40〜50歳位に
なってしまっており、実家を相続して利用するには
子供世代にとっては遅いタイミングですし、建物の
老朽化も大分進んだ状態となってしまいます。
さらに一人っ子の子供世代同士が結婚して
持ち家となった場合には2人分の空き家問題が
発生してしまいます。
子供は実家から独立している
子供が大学、専門学校に進学する際に実家から出て
都市部で一人暮らしを始めて、そのまま就職して
結婚をして実家に戻らないというお宅は
案外あるかと思います。
そして都市部で持ち家になり生活が安定していたら、
実家に戻ること、相続した時に地方の相続する
老朽化した家を利用しようとする方は少ないかと
思います。
また、親が施設に入り利用する家族はいないため
空き家になってしまうケースもあります。
大半の人が空き家となったらわざわざ今の生活を
変えてまで建物を使用する理由が無いのです。
今後も空き家は増えてしまう
今後も団塊世代、団塊ジュニア世代の人口は多いので
相続や施設入所等により空き家は増え続けます。
特に地方では人口減少、都市部集中で空き家は
増えて問題となっていくかと思われます。
所有しているけどいずれ考えてなんとかする、
資産なんだからそのままでもいいのでは?
と考えず空き家を利用、売却する場合について
情報収集して考えないと自分自身の問題たけでなく、
配偶者、子供にも降りかかるマイナスな問題と
なりえるということを様々な情報を見て
知って頂きたいです。
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