実家を相続したけど使用する予定は無いので売りたい

空き家相談事例

きっかけは空き家だったお宅にチラシを投函させて

頂き、相続をするのだけど売却するならどの位で

売れるのか?という相談を頂きました。

                         

きっかけはチラシを見て相談

不動産営業を仕事としていると市中の見方は一般の

方とは違い、草が生い茂ってしまっている家、

昼間なのに雨戸が閉め切ってある家などは所有者の方が

今後どう考えているのか気になります。

今回の相談者の空き家となっていたお宅のポストへ

空き家で困っている方向けのチラシを投函させて

頂きました。

何日か経過した週末にお店に来店して頂き、投函して

あったチラシの内容が悩んでいる事がのっており、

相談してみようと決意して頂いたとのことでした。

ちなみにチラシの内容は以下の感じの内容です

空家の問題とは?

売却前提のご提案

相談者はご自身の持ち家があり、親族も空き家と

なっている家を利用する予定は無いとの事で、

売却を前提に提案書を作成する事になりました。

売却の提案書の作成にあたり、現地、登記情報、

各ライフライン状況、関係する法令の確認などの

物件調査を行ったうえで、土地、建物の売却目安金額と

必要経費、注意点などをまとめます。

ちなみに私の会社は買取が主ではなく、仲介で

買主を探すタイプの不動産屋なので、提案書は

相場相応の金額を提案する形です。

相談者へ仲介で売却する場合の提案書をメールで

送信して検討頂くことになりました。

まだ相続登記がされていなかったので、登記手続きを

行い、次は建物内にある荷物の片付けを行い

目処が立ったら売り出しに動く流れとなりました。

建物内荷物の片付けは大変です

建物内には荷物が生活していた時のままある状態で

敷地外も草の伸びる時期で伸び放題の状態だったの

てすが相談の時期が暑い夏で、作業したくても

できる暑さではなかった為、涼しくなったら本格的に

動くという事になりました。

単純に荷物の片付けをする、といっても夏場ですと

熱中症の危険がありますので、片付けに行ったとしても

長い時間できるものではなく、改めて相続した人が

一人、二人で片付けするのは大変だと感じました。

それでも段々と貴重品を主に片付けをして頂き、

一段落したところで、まずは買取業者に来てもらい

建物内の買取可能なもの、無料だけど引取可能なものを

見てもらい、即日持っていってもらいました。

家電などの買取、食器類など無料引取の物が片付き、

後は不用品を処分業者にて処分してもらうことに

なりました。

売り出しを開始します

建物内の荷物をすべて片付けたら売り出しです。

仲介での売り出しなので建物のリフォーム等は行わず

建物、土地は現況渡しでの販売となります。

売却のご提案書をもとにご家族とも話して頂き、

販売金額を決めます。

その際に物件調査で判明したやるべき事、

例えば隣地との境界が無いので土地家屋調査士にて

測量と隣地との立会を行う事です。

買主が見つかって行うではトラブルの元となるものは

極力早めに対応して頂くことになります。

不動産屋に仲介で販売依頼すると広告料とか費用が

どのくらい掛かるか不安になるかと思います。

一般的には広告料は掛からず、買主が決まって契約して

引渡が完了したら仲介手数料を請求します。

ただし、業者によっては物件調査費用、広告料、

コンサルティング費用等が必要となる場合もあるので

必ず費用については確認した方が良いです。

売り出しからの広告は今は主にインターネットで

不動産物件のポータルサイトへの掲載となります。

今回の相談者の建物は現在売り出し準備中です。

改めて事例としてアップします。

プロフィール
ao

はじめましてaoです

不動産の知っているようで知らないことを、実際に不動産営業として、働く私が経験したことを基に記事を書いています。
これから不動産に関わる人に役立てたら嬉しいです。

◯所有資格
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
不動産コンサルティングマスター
ファイナンシャルプランナー2級

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